第5回 「分かり合うとはどういうことか?」の報告
2011年7月22日(金)
第5回目の週末対話カフェを開催しました〜
今回の参加者は、スタッフ3名+参加者16名の合計19名でした。
大学生、主婦、「オルタナS」編集長、アースデイ東京タワー・ボランティアセンター、ソーシャルワーカー、教員、議員さんなどなど、相変わらず、異業種な方々が集まりました。
18:45に開場し、ちょっと予定より遅れて、19:40には開始。
最初は、一人40秒で全員自己紹介をしまいた。①ニックネーム ②普段していること ③最近の私のキーワード
その次に、本日のワークショップの流れを説明し、ワールド・カフェについて説明。
今回は、最初に全体に問いかけて、「Yes or No」で分かれてもらい、
半々になるようにテーブルに座ってもらってから、始める「対立からのワールド・カフェ」をやってみました。
問いは『どんな人とでも、いつかは、分かり合えると思いますか?』
が、しかし!!!
思いのほか、半々にはならず、
14(No):5(Yes)という感じになりました。
(ちなみに、ファシリテーターだった僕は、Yesから始めました)
なので、「Yesの人」に各テーブルに座ってもらい、あとの「Noの人」は、自由に座ってもらって、
ワールド・カフェがスタートしました。
時間は、25分×3セッションの75分。
問いは、一つ。
3回目は最初のテーブルに戻る方式。
僕が体験した3回のテーブルでの内容としては、
・分かり合う定義が皆違う
・分かり合うには、高いレベルと低いレベルがある
・前提として、100%分かり合うことはできない
・時には、妥協であっても、「ああ、分かり合えた」と思えることもある
・差異を認め合う=分かり合う
・分かり合ってはいけないこともある
・自分の方に相手と分かろうという気持ちがあれば、分かり合う可能性は開かれている
などなど、出ました。
最後には、名札の裏に、「今日、話し合って、自分がこれだけは“学び”として持ち帰りたいことのキーワードを一つ」
書いてもらい、それを一言発表して終わりました。
その後、「振り返りシート」「アンケート」を記入してもらい、
22:00にはワークショップ終了。
その後は、開場を開放していたので、皆さん、ご自由に交流している感じでした。
第5回(7/22) 週末対話カフェ 「分かり合うとはどういうことか?」
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〜週末にゆるりと開催する”出逢い・語り・学び合う”ワークショップ〜
【週末対話カフェ】
《第5回》テーマ:『分かり合うとはどういうことか?』
7月22日(金)
18:45〜22:00
場所:”世界創る部”部室
費用:1,000円
定員:17名
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3月11日、あれから、既に約四ヶ月が経ちました。
今、私たちは、何を感じ、何を考えているのでしょう…
『働くとは何か?』
『お金とは何か?』
『幸せとは何か?』
今、私たちは、今までの当たり前の考え方や価値観について、問い直す時が来ているのかもしれません。
そこで、人と人が”出逢い・語り・学び合う”ワークショップを定期的に開催していこうと、
5月8日から『週末対話カフェ』を始めました。
第5回目の話し合いのテーマは【分かり合うとはどういうことか?】です。
日々、コミュニケーションをしている私たちは、本当に、分かり合っているのでしょうか?
そもそも、分かり合うとはどのような状態なのでしょうか?
自己と他者の相互理解はどこまで可能なのでしょうか?
今回は、ちょっとだけ形式を変えて、最初に『YES or NO』で問いかけてから、
意見が割れた同士でチームをつくり、そこから、ワールド・カフェ形式で進めていきます。
※ワールド・カフェとは?
⇒カフェのような雰囲気の場で、4〜5人の少人数グループに分かれて、あるテーマについて、席替えを繰り返しながら、深めていく話合いの手法です。
もちろん、一人参加やワークショップはじめての方も大歓迎です!!!
ちなみに、本ワークショップは、以下のような方にオススメです。
●第5回目のテーマ『分かり合うとはどういうことか?』に興味がある
●自分の世界観や価値観を広げてみたい
●自分自身の考えや価値観と向き合ってみたい
●対立から始まる『ワールド・カフェ』を体感してみたい
●理由は特にないが、告知を読んで『参加したい』と思った
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【日時】
2011年7月22日(金)
18:45〜22:00
18:45 開場
19:30 開始
22:00 終了
※本ワークショップには、流れがありますので、基本的には途中参加・途中退出はご遠慮させて頂いております。
※夕飯は出ませんので、ご了承下さい。
【会場】
”世界を創る部”部室
住所:渋谷区代々木4-28-8 村田第一ビル608号
※初めての方は、ちょっとわかりづらい場所にあるので、事前に地図などで調べておくことをお勧めします。
【アクセス】
○新宿から徒歩12分
○初台から徒歩7分
○参宮橋から徒歩8分
【参加費】
1,000円
【定員】
17名
【予約フォーム】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d96d771d148498
【問い合わせ】
taiwa.cafe@gmail.com
【主催】
週末対話カフェ
http://d.hatena.ne.jp/taiwa-cafe/
【スタッフ】
○古瀬正也(カフェ・オーナー)
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科1年。昨年、日本一周しながら、47都道府県でワールド・カフェを開催。卒論では『ワールド・カフェで起こる対話の構造』を執筆。今年2月、全国6都市で『ダイアログ・オブ・ダイアログ』を開催。現在、対話の場づくりを実践しながら、試行錯誤しています。
【Twitter】@maaabooo
【mixi】まぁーぼー@対話研究
○祖山由佳(事前スタッフ)
東海大学国際学科4年*動くことが大好きな23歳(^O^)/アフリカに興味あり!支援のありかたや持続的な開発、そこでの対話に興味大!!!
【Twitter】pokke55
【mixi】ポッケ@生き方模索中
第4回 「“働く”を問い直す」の学び
○テーブル・チェックインの有効性
今回は、全員一言ずつの自己紹介(全体チェックイン)ではなく、受付後からテーブル(4人組)に移動してもらい、「名札」と「2つの真と1つの偽」を作成してもらう形式で、テーブルごとの自然なチェックインを試みた。すると、やはり、テーブルという一つの小さなグループサイズからのスタートだからか、各テーブルごとに温まった状態で、はじめることができた気がした。それは、テーブルでの「個別ワーク」も関係しているのだと思う。自分のを作成しながら、他人のも気にとめながら、進めていく。終わったら、作成したものを使って、コミュニケーションも可能である。
○グランド・ルールの重要性
アンケートに、「ルールをしっかり言ってほしかった」という声があった。今回は、テーブルごとにテーマを出す形式のワールド・カフェだったので、「テーマだし」の時点で「もう、対話は始まっている。ここで、つべこべ言わないほうがいい」と僕は判断したけど、やっぱり、最低限の「グランド・ルール」はあっても良かったかなと思った。ワークショップに慣れている人は、逆に、自分が経験してきた「グランド・ルール」を無意識に適用してしまうかもしれないし、初めての人は、少しだけでも意識することを言ったほうが話しやすいのかもしれない。
○「テーマ出し」の「対話」は困難だった
今回は、テーマ(問い)を各テーブルごとに決めてもらった。そこでのルールはたった一つ。「妥協ではなく、全員納得で」というものだ。合計30分で、ポストイットで個人からの案を出し、個人の限界が来たら、グループで見せ合って、一つの問いを決めていく。ここで失敗したなと思う点は、時間のメリハリをつけるべきだった、という点。たくさんアイデアを出せる人は出しすぎて、逆に、まとめずらい感じがあった。そして、このときの「対話」は、決めていかなければならない「対話」なので、答えを導き出さない「対話」より困難さを感じた。妥協してはいけないから、自分の考えを述べなければならない。全員納得の一つの問いを決めるから、相手の考えを聞かなければならない。そして、時間制限がある。この圧迫感の中での「テーマ出し」は、非常に大変だった。もし、これを30分で効率よく、スムーズにするならば、一人ひとりが出した案で「自分のこれ一番」と他のメンバーの「これ一番」を指名して、8つの案を真ん中に持ってきて、話し合う、っていうように、進めていく枠組みを提供しても良かったのかな、とも思った。「決める対話」と「決めない対話」、バランスよく、ミックスできると、いい「学び」の時間になるのかも。
第4回 「“働く”を問い直す」の報告
2011年6月24日(金)
第4回目の週末対話カフェ「“働く”を問い直す」を開催。
参加者は17名で、スタッフ3名で、合計20名。
今回も、学生、主婦、フリーランス、ワークショップデザイナー、心理士、テレビ番組制作の方など、
様々な方が集まってくれました。
18:30から受付開始し、終わってもらった方から、テーブルに移動してもらい、
「名札」と「一つの嘘と二つの真カード」をつくってもらいました。
「一つの嘘と二つの真カード」というのは、紙に1つだけ嘘のことを書き、2つ本当のことを書くというもの。
例えば、僕はこんなことを書いてみました。
(1)カンボジアで溺れかけたことがある。
(2)四国をママチャリで二周したことがある。
(3)タイの子に恋をした。
そして、これは、アイスブレイクのときにしっかり使いました。
全員立ってもらい、目が合った人でペアになり、当てっこゲームをする。
終わったら、ペア解散で、また他の人とペアになる。
この方法は、解散後、ちょこっと時間が空くのが難点ですが、
意外と、「場」があったまるのが早かったりします。(もうちょい改善の余地あり)
それから、いよいよ、今回、初挑戦の「テーマ別ワールド・カフェ」です。
ワールド・カフェは主催者の意図によって、形式がいろいろと変わりますが、
今回は、テーブルごとに「テーマ出し」をしてから、テーブルごとにテーマがバラバラな状態でやってみました。
最初の「テーマだし」は30分程で、各テーブルごとに、ポストイットを使って、「KJ法」っぽく進めました。
まずは一人ひとりがポストイットで「テーマを出す」
その後に、一人で出すのに限界が来たら、グループで相手のを見たり、話したりしながら、出していく。
そして、一つに絞って決めていく。
出てきた5つの問いは、以下です。
『人は何のために働くのだろうか?』
『あなたは何を大切にして働きたいですか?』
『私たちは、今、どう働きたがってきているのでしょう?』
『死ぬまで働き続きたい?』
『好きなことと働くことを一致にするべきですか?』
そして、その後に、3回目帰ってくる方式でワールド・カフェをやりました。
終わったあとは、簡単に2〜3人に感想を全体に述べてもらい、
振り返りシートとアンケートを記入して、終わりになりまいした。
今回の「学び・反省」や「参加者の感想」は追ってアップします。
【ご案内】 第4回(6/24) 週末対話カフェ 「“働く”を問い直す」
第4回目の詳細が決まりました〜
興味ある方は是非、ご参加ください。
以下詳細です。
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〜週末にゆるりと開催する”出逢い・語り・学び合う”ワークショップ〜
【週末対話カフェ】
《第4回》テーマ:『”働く”を問い直す』
6月24日(金)
18:30〜22:00
場所:タイワハウス
費用:1,000円
定員:30名
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3月11日、あれから、既に約三ヶ月が経ちました。
今、私たちは、何を感じ、何を考えているのでしょう?
『働くとは何か?』
『お金とは何か?』
『幸せとは何か?』
今、私たちは、今までの当たり前の考え方や価値観について、見直す時が来ているのかもしれません。
そこで、人と人が”出逢い・語り・学び合う”ワークショップを定期的に開催していこうと、
5月8日から『週末対話カフェ』を始めました。
第4回目の話し合いのテーマは、【”働く”を問い直す】です。
世界中の経済不況から始まり、就職率の低下、3年以内に辞める若者たち、派遣、ニート、フリーターなどなど…
私たちは、”働く”ことに何を求めているのでしょう?
どんな価値観をもち始めているのでしょう?
そして、何のために”働く”のでしょう?
【今回のワークの特徴】
今回は、通常、私たちが開催しているワールド・カフェを少しアレンジして、
個人個人の”働く”にまつわる些細な違和感や問題意識からスタートします。
その後、テーブルごとにテーマ(問い)を設定してもらい、ワールド・カフェ形式で席替えをし、進めていきます。
もちろん、一人で参加の方やワークショップはじめての方も大歓迎です。
ちなみに、本ワークショップは、以下のような方にオススメです。
●第4回目のテーマ『”働く”を問い直す』に興味がある
●様々な人と話すことで自分の『豊かさ』に関する価値観を深めたい
●自分の世界観や価値観を広げてみたい
●自分自身の考えや価値観と向き合ってみたい
●テーマ別ワールド・カフェを体感してみたい
●理由は特にないが、告知を読んで『参加したい』と思った
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【日時】
2011年6月24日(金)
18:30〜22:00
18:30 開場
19:15 開始
22:00 終了
※本ワークショップには、流れがありますので、基本的には途中参加・途中退出はご遠慮させて頂いております。
【会場】
タイワハウス
http://minna-no.co.jp/th/
住所:東京都渋谷区笹塚2−42−17 十号商店街沿い でんきのあきもと2F
【参加費】
1,000円
【定員】
30名
【予約フォーム】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d96d771d148498
【問い合わせ】
taiwa.cafe@gmail.com
【リピーター割引】
今回からリピーターの方には、100円割引にすることにしました。
【主催】
週末対話カフェ
http://d.hatena.ne.jp/taiwa-cafe/
【スタッフ】
○古瀬正也(カフェオーナー)
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科1年。昨年、日本一周しながら、47都道府県でワールド・カフェを開催。卒論では『ワールド・カフェで起こる対話の構造』を執筆。今年2月、全国6都市で『ダイアログ・オブ・ダイアログ』を開催。現在、対話の場づくりを実践しながら、試行錯誤しています。
【Twitter】@maaabooo
【mixi】まぁーぼー@対話研究
○徳満翔平(事前スタッフ)
専修大学経済学部国際経済学科4年です。大学では貧困問題を勉強しています。その関係で東南アジアなど、海外によく行ったりしました。対話の場の面白さや、奥深さの
凄さに触れ、もっと多くの人と、このような場を創っていきたいと思い、スタッフをやらせていただいています。今はワークショップ、ファシリテーター、対話教育に興味があるので、参加してくれる人で興味ある人は話しましょう。
【mixi】しょ-へ-
【Twitter】shohei8983
○西出博美(当日スタッフ)
よいこのみかた23さい。大学在学中は、社会福祉を学びながら、ビーチロックビレッジでのアシスタントをしたり、ヒッチハイクで日本一周をしたり、旅や人と出逢うことがだいすき。子どももすきだけど、妊婦さんもだいすきなことに気付き、いのちや親になることについて考えるきっかけの会‘ぱぱとままになるまえに’を主催。
【Twitter】@pirominco
【mixi】ぴろみんこ♪+°